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素材のこだわり
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素材のこだわり
かりんとうはとてもシンプルなお菓子です。小麦粉を練って油で揚げて、砂糖をまぶす。たったそれだけの工程です。たったそれだけだからこそ素材ひとつひとつの質や、手間隙を惜しまない労力と熟練の技術が必要となります。本当に美味しいかりんとうをお客さまひとりひとりに召し上がっていただきたい、そんな職人の想いやこだわりによって花月のかりんとうは作られています。
こだわり01
生地
かりんとうの生地となる小麦粉は、それぞれに最も適した食感・風味を追求するために、配合を変えたり、もち米や米麹などをブレンドし、丁寧に練り上げます。しっかりと練り上げた生地を今度は発酵庫の中に入れ、じっくりと時間を掛けて発酵させます。作業場は温度・湿度管理を徹底し、季節や外気温によってその都度水の量や、発酵時間を変え、いついかなる環境下でも最適な生地を作りあげます。
こだわり02
油
かりんとうにとって重要な要素のひとつが油。花月では厳選した国内産のこめ油のみを使用しています。発酵させた生地をカットし、温度の違う油が入った3つの大釜に入れて揚げていきます。この3度揚げも花月のかりんとうを生み出すポイントのひとつです。
3つの大釜でじっくり揚げることであのきめ細やかな食感が生まれます。こめ油には天然の抗酸化成分が豊富なため、酸化しにくいのが特徴です。花月のかりんとうが日にちが経っても油くささが少ないのはそのためです。また、こめ油には美容やアンチエイジングの効果がある成分※1が多く含まれています。
※1 こめ油には他の油よりも抗酸化作用のあるビタミンE、トコトリエノール(スーパービタミンE)、γ-オリザノールなどが多く含まれているため、アンチエイジング、美肌効果、メラニンの生成を抑え紫外線の吸収を抑えるといった効果があります。
こだわり03
砂糖
大釜で揚げた生地を、今度は砂糖を煮詰めた飴が入った釜に移します。砂糖は和食などにも使われている最上級の上白糖を使用。上白糖でないと花月のかりんとうの特徴である、あの美しい艶が出せません。とても強い火力で煮詰めた飴は少しでも油断するとすぐに焦げてしまうので、絶えず大きな木べらで混ぜ続けます。煮詰める温度、時間が少しでも違うだけで仕上がりがガラッと変わってしまうほど繊細な作業です。
こだわり04
仕上げ
煮詰めた飴に生地を投入し、生地と飴を万遍なく絡めます。煮詰めた飴は粘度が非常に高いため、機械は使わず職人の手によって丁寧に仕上げていきます。飴と絡めた生地は外はカリっ、中はサクっとした花月ならではの美しいかりんとうに生まれ変わります。
釜から出してすぐのかりんとうは飴でかりんとう同士がくっついているので手作業で一本一本丁寧に剥がし、形が悪いものや割れているものを取り除きます。
この時に取り除いた不揃いなかりんとうは「久助」※2として店頭でお客さまに無料でお配りしています。
※2 久助は常に在庫があるわけではありません。店頭でお配りをしていない日もあります。